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各地の話題


日本海低気圧と関東の天気

こんにちは!
昨年夏に入会しました筑波大学3年の佐々木と申します。普段気象関連のブログを細々と書いているんですが,今回それをもとに書かせていただくことになりました。初投稿になりますがよろしくお願いします!

さて今回は関東目線で「日本海低気圧」に注目していきたいと思います。冬の間は関東にも雪を降らせる南岸低気圧が通過することが多いですが,春になって北のほうまで暖気がやってくると日本海を低気圧が進むようになります。いわゆる「爆弾低気圧」なんかもこのパターンが多いですね。

最近も頻繁にこの低気圧がやってきて,各地に春の嵐をもたらしています。
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(4月7日の天気図・日本気象協会より)
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(4月17日の天気図・日本気象協会より)

南岸低気圧は関東で雨雪判別が非常に難しくなるため,よく予報士泣かせと言われますが,日本海低気圧もまた難しい面があります。

まずは天気。
天気予報でこのような日本海低気圧が現れたら「100%雨!」と思ってしまいたくなりますが,特に関東ではそうならないこともあり,むしろ晴れ間が広がることも。関東は北と西を高い山に囲まれているため,山越えの南西風が吹いたりすると下降気流となって雨雲がブロックされることがあります(よく「箱根ブロック」なんて言ったりします)。一方で,海からまともに湿った南風が入ると大雨にもなります。
この間も関東だけぽっかりと雨雲がかからなかったことがありました。
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次に気温&風。
最近はかなり精度が向上している天気予報ですが,たまに翌日・あるいは当日の気温ですら10℃前後も外してしまうことがあります。その多くがこの日本海低気圧のときです。
これも関東が山に囲まれていることが原因で,地表付近にたまった冷気ドーム(冷たい空気は重いので地表付近にたまりやすい)の上を南風が滑っていってしまい,地表付近まで南風が入りきらないためです。

関東では特にこの境目がハッキリと現れ,わずか十数kmほどの差でも10℃以上違ったりすることも。しかし,コンピュータも苦手とする冷気ドームの予想は非常に繊細で難しんですね…
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7日のときも,まるで線を引いたかのように気温分布が分かれました。このときの関東平野の様子はこのような感じになっていたと思われます。
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風向きひとつで起こるダイナミックな気温変化には,個人的にはかなり感動を覚えます(笑)。先日もありましたが北陸のフェーン現象とかもすごいですよね。
しかし過去の記録を見てみるともっとすごいところがたくさんありました。中でも山形県は,小国町で1時間に21.3℃上昇,酒田市浜中ではわずか10分間に14.3℃上昇というものすごい記録を持っているそうです。にわかには信じられないような変化ですが,一度でいいからこの身で体感してみたい!!

そこまではいかなくとも1日の気温差が大きい時期なので,皆さん体調管理にはくれぐれも気を付けましょう!ということで無理やりまとめたので,長くなりましたがこの辺にしたいと思います。
それでは!


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2016.04.22(Fri) | 各地の話題 | cm(0) | tb(0) |

2016年4月定期食事会

こんにちは!


今年2月に入会させて頂きました立正大学の2年の大津佑介が今回初めてブログを投稿させて頂きます。


今回は4月10日に行われ、日曜日ということもあり、参加者が多くいらっしゃいました。

私は学生会の参加が今回で2回目であったので、

まだまだ緊張してしまいましたが、

同じ気象分野に興味のある方々とお話しできたので、

大変良い経験ができました。


また、私は気象予報士の資格を持っていませんが、

今回の食事会では資格を取得されている方が多くいたので、

試験に対してのアドバイスを頂いたり、

モチベーションを高めさせてもらったりしました。

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あっという間の約3時間でしたが、参加者のみなさん本当にありがとうございました!

2016.04.16(Sat) | 食事会 | cm(0) | tb(0) |